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LL1540 試してみました(^_^;)

今、音が出たところでプラシーボ効果全開モードなので多くは語らない方が良い様に思う。
ひとつ言えるのはトランスの一次電流を増やした場合やインピーダンスを下げた場合は
今までの経験から低音が増える傾向がある。逆は高音部分が強調される。
今回LL1540を接続するという事は負荷抵抗を上げる方向なのだが
低音域の力感とスピード感が増した!
これは恐らく今までDACのドライブ能力が足りていなかった?
そんな状態ではなかったかと想像する。
オフセット分はコンデンサーでカットしている。
コンデンサー無しの接続の場合で
コアの大きなトランスで好結果が出るのは直流磁化の影響が少なくて済むからだと思う。
決してファインメットだからとかウエスタン製だからでは無い!!!

LL1540-R


      

LL1540-R1



— posted by くま at 10:45 pm  

DACの出力GNDにはプラス側オフセットが乗っているのである

DACの差動出力をトランスに接続してシングル出力に変換する場合
大抵の方はGND接続には目をつぶって±信号側のみ接続している。
それは正解?なんだろうか?
一度でいいから大容量コンデンサーを通してDCを切ってみてください。
(※電圧出力のDACに限ります。電流出力DACには適さない接続です。)
電圧出力DACで負荷抵抗がKΩ単位で指定されているのはどうもこの辺の問題が有る様に思います。
ビックリする音になると思います。
DCを切ればトランスのセンタータップにGNDが接続出来ます
交流的にはGNDを真ん中に信号が振れるんでは?
この接続の欠点は高圧のバイアスがコンデンサーにかからないので
柔らかいコンデンサーを使わないと音がソリッドになりすぎる事です。

bNY7JgGF


参考リンク:http://www.audiodesignguide.com/DAC32/index2.html
この例はLL1684を使用してGNDへ帰る側に大容量フイルムコンデンサーを入れている。

— posted by くま at 10:24 pm  

LL1540 を試してみようと思ってる...

結局、AK4497EQはHLOAD ONでもハイインピーダンス受けが良いという結論に至る。
なので出力トランスはLL1540を試してみようと思う。
LL1531の方が信号レベル的には適合しているかも知れないが
バカだから外形の大きい方に転んだ(^_^;)
なんとカタログよればLL1540 の入力レベルは30dbu(24.5Vrms)までOKって...
大きすぎである。
これは小信号入力時のレスポンスが鈍くなる可能性がある。
ちょっと心配だ。
一次側の巻き線はDCR 610Ωだから直列なら1.22KΩとなるので
HLOAD ONで何とか良い状態でドライブ出来ると思っている。
AK4490EQの1.5KΩを守れって事がいかに厳しいか...
こちらも大丈夫という選択をするのであれば前に書いた
JT-11P-1HPC というJensen製のトランスにするべきだと思う。
巻き線を増やすとどうしても周波数特性が悪くなる。20KHzまで聞こえるか?
そんな論点もある。
やはりせっかくだからワイドレンジ狙いでいきたいという悪い虫が騒ぎ出す。(^_^;)
後はね−− センタータップが出て無いとね−−(^_^;)
      

LL1540-C



— posted by くま at 10:44 pm  

AK4495EQ-AK4497EQ 本当に必要な負荷ドライブ能力とバランス

DAC_IC内部を流れる電流が適正範囲を超えると音質劣化するのだとしたら
AK4495EQ-AK4497EQへのバージョンアップは中途半端なHLOAD機能追加により
音質クオリティーが下がったのか?
AK4497EQの通常モードでドライブできる抵抗値は
4495に比べて大きくなってしまっている。
これが何を意味しているのか?

— posted by くま at 12:40 am  

今日のDAC...暴言...

DCIM0061


     
結局、AK4497EQ様のHLOAD機能にすがってみようかと(^_^;)
テスト中です(笑)!
      
追記:
国内でトランスIV?に取り組んでいる方の大多数は
その原点が青木氏 or べるけ氏 or Mi-Take氏 この辺が元ネタだと思われます。
それらの記事においてすべてがIV変換、
差動出力変換という部分をトランスにておこなっています。
その発想はまさに適材適所で回路のシンプル化につながり
電流型出力のDACチップには理想的なものだと思います。
一方
差動出力からシングル出力の変換のみ必要でIV変換の必要の無い
最近流行の電圧出力型のDACチップにそれらのトランス、回路を組み合わせて
結果的に電流容量が足りない状態で評価して思った音が出ないと
トランス出力方式そのものあるいはトランスのメーカー、コア材料等を原因とし
ているのが現状では無いかと考えています。
そんな十分に働けない状況で評価されて挙げ句の果てにオークション行きになる
LL1538等の銘トランスが哀れです。

— posted by くま at 11:20 am  

最近のDAC... AK4490 4パラ

DCIM0046



— posted by くま at 10:18 am  

AK4490EQ トランス出力 考察 (^_^;) 暴論注意!

突然ですがAK4490EQとルンダールLL1538XLを接続して鳴らした場合
入力レベルが低くても必ず音が歪むのだと考える様になりました。(^_^;)
      

Screenshot-LundahlPDF-1


このカタログ資料によると交流インピーダンス 200Ω:5KΩ と記載されていますが
トランスのインピーダンス比は巻線比 2乗になるので LL1538 を 1 : 2.5 接続した場合
インピーダンス比は 1 : 6.25 になります。トランスの 2次側に接続されるアンプの入力抵抗値は
100KΩなのでDACに接続される交流インピーダンスは 100KΩ/6.25=16KΩ となります。
トランスを一次二次を通常接続した場合の交流インピーダンスは問題ないと思います。
      
純粋な抵抗負荷の場合では直流抵抗と交流インピーダンスがほぼ同じか
交流インピーダンスの方が若干小さくなるのが普通だと思います。
しかし出力トランスを負荷にした場合は交流インピーダンスが数kΩもあるのに
直流抵抗はトランスの巻き線抵抗の数十~数百Ωしかないトランスが殆どだと思います。
      
ルンダールのマイクロフォン用トランスLL1538XLもそんなトランスです。
このトランスをAK4490EQに接続した場合
前述の様に交流インピーダンスは問題ないと思いますが
カタログ記載事項よりカップリングコンデンサー無しの場合に直流抵抗分として
最低限守らなければならない1.5KΩ(直流抵抗値であって交流インピーダンスでは無い)について
LL1538XL一次側巻き線の直流抵抗値が直列 or 並列で 31Ω or 122Ω の二通りの選択しかなく
守る事が出来ません。この要因で音が歪んでいるのだと考えています。
AK4490EQの出力インピーダンスは低い設定の出力だが電流容量が無く
1.5KΩ以下の負荷に耐えられ無くなっているのではないのかなと?(^_^;)
      
AK4490EQカタログより負荷に対してのスペック及び注意

Rosd-R


参考:実効値正弦波の場合 Vrms=V(p-p)/(2√2)
   2.95Vp-p / 2√2 = 1.0429Vrms
   カタログ値では 3.5Vrms まで入力レベルは問題ないハズ(^_^;)

RoadR2


抵抗を一次巻き線に直列に入れて抵抗値を会わせればという意見もあるかも知れませんが
それだと肝心の信号が分圧されて本当の結果が出ない様に思います。
      
実証実験としては不十分ですがLL1538XLの一次二次を逆さまに接続すると
ゲインは2.5:1となり音量は下がってしまいます。
でも完璧では無いものの歪みの少ないない素晴らしい音が聴ける様になります。
DAC以降のシステムが原因の歪み感では無いことは事前に確認しています。(^_^;)
ここから

— posted by at 09:47 pm  

この2週間で散財したもの

散財したもの...私の環境では
これらを付けると音源ファイルの大音量部分にPCが気絶して再生が止まる(^_^;)
私自身の見解としてはファインメットコアを使ったフィルターは過渡特性が悪いのだと思う。
そしてコアが飽和したときにAudio的に音を悪くする状況が発生しているのでは無いかと推測している。
PROSTさんの基板でコイルに並列に付いている抵抗はコアの飽和を防ぐためのバイパス的な役割を
果たしているのではと?
      
余談だが過去に色々実験した時に感じたのはAC100Vはサイン波であるはずなのに結構歪んでいるという事。
そしてその歪み方が上下対称では無い事が一番音を悪くする原因なのだと...
      
結局、自家用DACで散々テストした結果としては
入力側のファインメットステージを取り除いた安井式で落ち着いた。
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| ファインメット使ったフィルターとか(何か)を付ける = 高音質 簡単には成り立たない(^_^;) |
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DCIM0035



— posted by くま at 12:44 pm  

DIYINHK AK4490EQ基板にSANSUIのトランスを付けてみる

こんな音がするとは...
我が家のメインDACはLL1538XLを出力トランスにしているのだが
ちょっとそれに迫る様な音がして悔しくなった(笑)
そしてその理由を考えると恐ろしい(笑)
つまり...
AK4490EQ,AK4495EQ等はカタログで差動出力1ch分の最低守るべき負荷抵抗値
(インピーダンスでは無い)が指定されている。
それはアプリケーションノートの回路図を見れば一目瞭然である。
AK4490EQは1.0KΩ(AK4495EQは1.5KΩ)となっている。
AKシリーズ+トランス差動出力変換回路でネット上紹介されている記事において
この部分についての記述を見た事が無い(^_^;)守っている方も一人も見かけない(笑)
DACが出力デバイスをドライブ出来ているか?このポイントを蔑ろにして
ルンダールのトランスよりもファインメットの出力トランスが音が良いとか言っても
ポイントをハズした発言の様に思う。まあ某トランスが真空管アンプの出力トランス並みに
馬鹿でかいのは一次側の抵抗値を稼ぐため巻き線を大量に巻いていると個人的には考えている(笑)
      
主張としては「AK490EQ_DAC_ICの差動出力を受ける一次側の直流的抵抗値を
「1.0KΩ以上にしなければならない。」のでは? かなり前からその点が気になっていた。
今回は、その部分を実験するためにこのトランス購入となったワケだ(^_^;)
購入したのはSANSUIのST-28である。このトランスは二次側にセンタータップが付いている。
仕様については下の画像を見ていただけば分かると思うが一次側の1.6KΩの直流抵抗分がミソだ。
MitakeさんのところでのSANSUIトランスの使用例を見ると一次二次を逆さに使って
センタータップを生かす形で使用しているので一次二次を逆に接続して音を確認後に
一次二次の接続をカタログ記載どうりにして再度音を確認した。
      
結論だけ書くとゲインが巻き線比の関係で 1/2.2 となってしまうが
音のピントがあって且つ歪みが減る。
やはり一次側は交流抵抗分(インピーダンス)だけでなく直流抵抗分についても
カタログ値を守らないとダメだと思われる。
      

SANSUI-1


DCIM0032


最初はMItakeさんのHPを参考にして一次二次を逆にして音を出して見たが...

DCIM0030


      
さらに余計な事を書くとルンダールのトランスはハイインピーダンス受けと
明記しているモデルでも一巻き線610Ωまでしか存在しない。
これは巻き線を極力少なくして直流抵抗とキャパシタンス分を減らして
周波数特性を良くするためだと思われる。
なのでルンダールのトランスをカタログ通り

— posted by at 02:24 pm  

ファインメットコア 使い方 DC回路への追加(1)

我が家の環境では
自作DACのDC電源部分にファインメットコア簡易コモンモードコイル(手巻)を取り付けると
(DAC 3.3V 5.0V DDC 3.3V SRC 3.3V これらすべてのDC供給線に付けていました。)
再生時に電流が必要とされる部分で音が歪んでしまいす。
PCMの再生では雑味が取れて好ましい様に感じますが
よりシビアなDSDで再生するとこの傾向が大きく現れます。
意地悪な発言をすると(^_^;)...
現状で電源フィルターを付けて音が良くなったと騒いでいる方々
まともなDSD音源ファイルのピアノのフォルテシモを再生してみて
ガサガサ鳴らないかチェックしてみると良いかも(笑)
      
ファインメットコアを使い始めるとコウモリのお化けが出ると田中さんが言っていたのを
思い出しました(笑)

— posted by くま at 01:20 pm  

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