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DACチップの出力をどう受けてどうアウトするか?

4490dac


DACのトランス出力とオペアンプ出力を比較している。
オペアンプ出力は良くも悪くもパワーフルでレンジも広大だが
しかし一つ一つの音を感じる事が難しい。
トランスはオペアンプに比べると力感は劣るが
個別の音が感じられて音楽の全体の構成も掴みやすい。
もうちょっとオペアンプ方式の電源回路を弄ってみないと結論が出ない。
今回は実験的にすべての電源をお気楽kitのディスクリート電源にして見たが
アナログ部の5Vは好結果が出たがデジタル部の3.3Vはどうも良くない印象である。
その辺の所を色々と検証してみようと思っている。

— posted by くま at 12:14 am  

うーん やっぱり 信じてもらえず...

DACの差動出力をトランスでシングル出力への変換時のDCカット実験を
環境のある何人かの方に試して見てくださいとお願いしたんだけど
誰も試してないのかな?反応が無いな。結局コアボリュームの大きいトランスが
良いという結果になると思う。単純にトランスの性能ではない。
DAC側で注目すべき点は
直流抵抗分に流せる電流の限界がある(ドライブ能力) 
特にAK4497EQはその限界点が低い。
HLOAD機能を使ってこの限界点を下げられる様になっているが
音質的にはメリットが少ない。
トランス側では
通常、差動出力で使われるトランスでは
一次側に多量の直流電流を流す設計になっていない。
そのためDCカット無しで接続すると
コアに直流磁化が起こって見かけ上のコアボリュームが減少する。
だから、巨大トランスが有利になる。そんな理屈があると思うのだが(^_^;)
      
書くだけもったいなく無駄なのか(^_^;)
理屈なんて考えないでお金があったら物量つぎ込んで少しでも良くなったら
自画自賛をブログに書きまくって知らない人に勧めて広めて
真実にしてしまうという構図にならなければ良いのだが
お金使って自己顕示欲全開モードで受け売りしてるのもみっともない。
測定器を使わないまでも結線を変更して素直な気持ちで試聴すれば何か違うと感じ取れる様に思う。
試してみて全然ダメという評価であれば甘んじて受ける覚悟はある。
      
何度も書く AK449XEQシリーズのDAC_IC は「電圧出力型」であるから
IV変換は必要ない。IVの意味は 「(I)電流から電圧(V)」 変換という意味
出力は変換先の電圧(V)で出ている。
だから差動出力合成トランスをIVトランスとか書かないで欲しい。(^_^;)
AK4497EQにトランスを接続して差動出力していてIVトランスと書いている時点で
理解しているか?疑わしく思う。オームの法則レベルだと思うが?
      
純粋な電流出力DACとは PCM1794等の負荷抵抗値が変わっても
出力電流が変わらない様なDAC_ICの事だと
だからIV回路が必要なんだと
      
同じ低巻線直流抵抗値、交流抵抗(インピーダンス)で,コアが巨大なトランス負荷を
AK4497EQ,ESS9038PROに接続したら
当然ドライブ電流が流せるESS9038PROの方が音が良いに決まっていると思う。
AK4497EQは重い負荷を繋がれて音が悪いと貶されて可愛そうだな(^_^;)

— posted by くま at 01:44 pm  

LL1540 試してみました(^_^;)

今、音が出たところでプラシーボ効果全開モードなので多くは語らない方が良い様に思う。
ひとつ言えるのはトランスの一次電流を増やした場合やインピーダンスを下げた場合は
今までの経験から低音が増える傾向がある。逆は高音部分が強調される。
今回LL1540を接続するという事は負荷抵抗を上げる方向なのだが
低音域の力感とスピード感が増した!
これは恐らく今までDACのドライブ能力が足りていなかった?
そんな状態ではなかったかと想像する。
オフセット分はコンデンサーでカットしている。
コンデンサー無しの接続の場合で
コアの大きなトランスで好結果が出るのは直流磁化の影響が少なくて済むからだと思う。
決してファインメットだからとかウエスタン製だからでは無い!!!

LL1540-R


      

LL1540-R1



— posted by くま at 10:45 pm  

DIYINHK AK4490EQ基板にSANSUIのトランスを付けてみる

こんな音がするとは...
我が家のメインDACはLL1538XLを出力トランスにしているのだが
ちょっとそれに迫る様な音がして悔しくなった(笑)
そしてその理由を考えると恐ろしい(笑)
つまり...
AK4490EQ,AK4495EQ等はカタログで差動出力1ch分の最低守るべき負荷抵抗値
(インピーダンスでは無い)が指定されている。
それはアプリケーションノートの回路図を見れば一目瞭然である。
AK4490EQは1.0KΩ(AK4495EQは1.5KΩ)となっている。
AKシリーズ+トランス差動出力変換回路でネット上紹介されている記事において
この部分についての記述を見た事が無い(^_^;)守っている方も一人も見かけない(笑)
DACが出力デバイスをドライブ出来ているか?このポイントを蔑ろにして
ルンダールのトランスよりもファインメットの出力トランスが音が良いとか言っても
ポイントをハズした発言の様に思う。まあ某トランスが真空管アンプの出力トランス並みに
馬鹿でかいのは一次側の抵抗値を稼ぐため巻き線を大量に巻いていると個人的には考えている(笑)
      
主張としては「AK490EQ_DAC_ICの差動出力を受ける一次側の直流的抵抗値を
「1.0KΩ以上にしなければならない。」のでは? かなり前からその点が気になっていた。
今回は、その部分を実験するためにこのトランス購入となったワケだ(^_^;)
購入したのはSANSUIのST-28である。このトランスは二次側にセンタータップが付いている。
仕様については下の画像を見ていただけば分かると思うが一次側の1.6KΩの直流抵抗分がミソだ。
MitakeさんのところでのSANSUIトランスの使用例を見ると一次二次を逆さに使って
センタータップを生かす形で使用しているので一次二次を逆に接続して音を確認後に
一次二次の接続をカタログ記載どうりにして再度音を確認した。
      
結論だけ書くとゲインが巻き線比の関係で 1/2.2 となってしまうが
音のピントがあって且つ歪みが減る。
やはり一次側は交流抵抗分(インピーダンス)だけでなく直流抵抗分についても
カタログ値を守らないとダメだと思われる。
      

SANSUI-1


DCIM0032


最初はMItakeさんのHPを参考にして一次二次を逆にして音を出して見たが...

DCIM0030


      
さらに余計な事を書くとルンダールのトランスはハイインピーダンス受けと
明記しているモデルでも一巻き線610Ωまでしか存在しない。
これは巻き線を極力少なくして直流抵抗とキャパシタンス分を減らして
周波数特性を良くするためだと思われる。
なのでルンダールのトランスをカタログ通り

— posted by at 02:24 pm  

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