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DIYINHK AK4490EQ基板にSANSUIのトランスを付けてみる

こんな音がするとは...
我が家のメインDACはLL1538XLを出力トランスにしているのだが
ちょっとそれに迫る様な音がして悔しくなった(笑)
そしてその理由を考えると恐ろしい(笑)
つまり...
AK4490EQ,AK4495EQ等はカタログで差動出力1ch分の最低守るべき負荷抵抗値
(インピーダンスでは無い)が指定されている。
それはアプリケーションノートの回路図を見れば一目瞭然である。
AK4490EQは1.0KΩ(AK4495EQは1.5KΩ)となっている。
AKシリーズ+トランス差動出力変換回路でネット上紹介されている記事において
この部分についての記述を見た事が無い(^_^;)守っている方も一人も見かけない(笑)
DACが出力デバイスをドライブ出来ているか?このポイントを蔑ろにして
ルンダールのトランスよりもファインメットの出力トランスが音が良いとか言っても
ポイントをハズした発言の様に思う。まあ某トランスが真空管アンプの出力トランス並みに
馬鹿でかいのは一次側の抵抗値を稼ぐため巻き線を大量に巻いていると個人的には考えている(笑)
      
主張としては「AK490EQ_DAC_ICの差動出力を受ける一次側の直流的抵抗値を
「1.0KΩ以上にしなければならない。」のでは? かなり前からその点が気になっていた。
今回は、その部分を実験するためにこのトランス購入となったワケだ(^_^;)
購入したのはSANSUIのST-28である。このトランスは二次側にセンタータップが付いている。
仕様については下の画像を見ていただけば分かると思うが一次側の1.6KΩの直流抵抗分がミソだ。
MitakeさんのところでのSANSUIトランスの使用例を見ると一次二次を逆さに使って
センタータップを生かす形で使用しているので一次二次を逆に接続して音を確認後に
一次二次の接続をカタログ記載どうりにして再度音を確認した。
      
結論だけ書くとゲインが巻き線比の関係で 1/2.2 となってしまうが
音のピントがあって且つ歪みが減る。
やはり一次側は交流抵抗分(インピーダンス)だけでなく直流抵抗分についても
カタログ値を守らないとダメだと思われる。
      

SANSUI-1


DCIM0032


最初はMItakeさんのHPを参考にして一次二次を逆にして音を出して見たが...

DCIM0030


      
さらに余計な事を書くとルンダールのトランスはハイインピーダンス受けと
明記しているモデルでも一巻き線610Ωまでしか存在しない。
これは巻き線を極力少なくして直流抵抗とキャパシタンス分を減らして
周波数特性を良くするためだと思われる。
なのでルンダールのトランスをカタログ通り

— posted by at 02:24 pm  

ファインメットコア 使い方 DC回路への追加(1)

我が家の環境では
自作DACのDC電源部分にファインメットコア簡易コモンモードコイル(手巻)を取り付けると
(DAC 3.3V 5.0V DDC 3.3V SRC 3.3V これらすべてのDC供給線に付けていました。)
再生時に電流が必要とされる部分で音が歪んでしまいす。
PCMの再生では雑味が取れて好ましい様に感じますが
よりシビアなDSDで再生するとこの傾向が大きく現れます。
意地悪な発言をすると(^_^;)...
現状で電源フィルターを付けて音が良くなったと騒いでいる方々
まともなDSD音源ファイルのピアノのフォルテシモを再生してみて
ガサガサ鳴らないかチェックしてみると良いかも(笑)
      
ファインメットコアを使い始めるとコウモリのお化けが出ると田中さんが言っていたのを
思い出しました(笑)

— posted by くま at 01:20 pm  

APU1C用の電源制作 LM338K(TO-3)

いつかやろう...と思っていてずっと怠けていたが
USBの電源を綺麗にして音質向上を目指す過程で避けて通れなくなり
ついに手抜き実験機を作成する(^_^;)
レギュレーターICはTO-3のLM338Kは三極管アンプのフィラメント電源の直流化に使ってきたもの。
付属回路は秋月電子通商から基板kitを購入した...手抜きである(笑)
仕様的にはトロイダルトランスの一回路2Aの巻き線を並列接続しており
且つ出力電流5AのLM338Kを組み合わせたので4A近い電流は取れるハズ...
今回、新たな試みとしてAC入力部分にコモンモードノイズフィルターを付けてみた。
音の方は予想通り音の濁りというか嫌みな部分が減った!
なんで早くやらなかったのかと後悔(^_^;)

DCIM0005



DCIM0008


DCIM0019



— posted by くま at 11:30 am  

コモンモードノイズに効くのか?

APU1Cの電源プラグに取り付けた。高音域に透明感が出た...

DCIM0937



— posted by くま at 12:23 am  

AK4497EQ digikeyでの取り扱いがやっと始まる

それでも高価であるが(^_^;)

ak4497



— posted by くま at 08:58 am  

修行の旅...

自作DACを友人のシステムに接続してチェックしてみる(^_^;)
自宅で聴き慣れた音が出ない...あたり前だがうーん困った。
小型ブックシェルフ型でチューニングしていて大型フロアシステムにつなぎ替えると
バランスが取れない事に気がつく

DCIM0918


DCIM0928



— posted by くま at 01:57 pm  

配線作業開始...(^_^;)

DCIM0860


やっと部品が揃ったので配線作業を開始しました。
操作系、表示系の前にベースの機能部分のみ配線して動作を確認しています。
電源トランスを新品のものを追加したら音が変わって困惑笑う

— posted by くま at 10:26 am  

LCD接続コネクタの制作

さっぱり進まないDACのケーシングです。
原因はハッキリしていて設計が煮詰まっていないのに作っているから(^_^;)
今日はフロントパネルに取り付ける液晶表示とSRC4137基板の接続ケーブルを作成しました。
何故、こんな感じのケーブルが市販されていないのか?とブツブツ言いながら配線しました。


DCIM0851



— posted by くま at 04:13 pm  

DACケーシング(1)

しばらくパズル状態だな(笑)
良い配置と配線が決まらない。

DCIM0849



DCIM0836



— posted by くま at 12:54 am  

嬉しい誤算?

http://kkuma.mydns.jp/ppBlog/index.php?UID=1467038303Link
この記事でLL1538XLはAK449Xの出力トランスにするには
仕様である最大入力レベル(3.5Vrms)が低いのでは?と書いていたがどうやら間違いの様に思う。
      
実効値 正弦波の単位変換は Vrms=V(p-p)/(2√2) ということで勘違いしていた(2が抜けていた。)(^_^;)
DACのMAXの出力電圧はカタログ値から 2.95Vp-p これをVrmsに直すと 
2.95Vp-p/(2√2)=1.0429Vrms<3.5Vrms となり入力オーバーでは無い。
しかしトランスを1:2.5 で使用しているので出力には最大1.0429Vrmsx2.5=2.607Vrmsと
いう高出力が出てしまう。
これをダイナミックレンジを損なわない様に受けるという課題は未だに残っている(^_^;)
追記:2017/2/10
レベル的には満足できてもAK4490EQの負荷として直流抵抗的に満足できていない。という疑念が...

— posted by くま at 11:07 am   pingTrackBack [0]

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