GNDには色々な種類があり
混ぜたら危険という場合もあるが...
互いに接続する場合にその接続する部分によっては
Audio機器からノイズを発生させる事があり注意するべきだと思う。
アンプの内部配線でもローレベルの信号とペアになるGNDを(戻り電流が流れる)
取る部分は注意しないとノイズ増幅器になったりする(笑)
極端な例として整流回路の交流から直流に整流された直後のGNDには
リップルが渦巻いているがそこから信号GNDを取ると使い物にならない。
整流器から平滑コンデンサーチョークコイル等のフィルター回路への配線を
最短としてリップルが減ったプラス電源線の延長線上のペアとなるGND部分で且つ
信号の負荷がGNDへ接する部分から取るべきだと自分は考えている。
デジタル回路であってもこの部分については共通であると考える。
アナログ回路、デジタル回路、電源回路各回路のGNDは特殊な場合を除いて
どこかで接続される。その接続が負荷に対しての最短の供給であったり
信号に入力時の電流戻りの最短を考えてのパターン設計につながるんだと思う。
それと素人が良くやるミスとして筐体シャーシーを回路の一部にするGND接続を行い
金属製のシャーシーを電流が流れる導体と化してしまう状態。
これは最悪の結果となる。ノイズが出るしかも手で触るとノイズの出方が音量が変わって
不快な楽器と化す(笑)
まともではないGND接続をしていて偶然にも高域が澄み渡る音が出る事があるが
それは入力に対して回路上超ハイインピーダンスな部分が出現してそれが影響してそういう音が出る。
ノーマルなシステムに接続して音楽を少し聴いてみればすぐに分かるはずなんだが...
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