/ 雑記帳

clonezilla 万歳!

自分は新しいソフトのテストや新規OSインストール時は
作業の節目で必ずクローンのHDを作ってそこまで戻れる様にしている。
その時までの貴重な作業が無駄にならないために!
その様な用途で使用するクローンコピーソフトが clonezilla だ。
現在まで有料のソフトも含めてこの手のソフトを使って来たが
成功率はこのソフトがTOPだ。
成功率と書いたのは何らの条件下では失敗する事もあるから...
この事はこの手のソフトを使った経験ある方なら理解して貰えるはず...
で! 今回このclonezillaがOSのデスクトップ上で使える様になった!!
とても嬉しい。以前はUSBメモリーに書き込んでそこから起動して使うモノであった。
Archlinuxでのインストールは極めて簡単で pacman -S clonezilla これでOKである。
(ubuntuならapt-get install...)

早速テストを兼ねてRaspberryPi rt-kernelをインストールしたSDカードを
イーメージ化して他のSDカードにレストアしてみた。
問題なくクローンSDカードが出来上がっていた...感動である。
しかも常用していたddコマンドより圧倒的に早い。

2021-12-0600-37-05



参考URL  clonezilla 万歳!

— posted by くま at 11:16 am  

64bit rt-kernel への道(2)

パッチのdownload先
https://mirrors.edge.kernel.org/pub/linux/kernel/projects/rt/
カーネルソースのdownload先
https://github.com/raspberrypi/linux

一番参考になったサイトは
64bit 版 Raspberry Pi OS のカーネルモジュールのビルド環境設定
1.gcc のビルドという部分は実はクロスコンパイル環境の構築するための作業になっている。
なのでこれをintel-CPUのPC上で行えばクロスコンパイル環境が出来る。
ただしrpi-sourceは使用しなかった。
このソース取得部分はたかじん氏のサイトの方法を真似させていただきましたm(_ _)m
このサイトの説明で大変に重要な事は最後の2行です(笑)
$ KERNEL=kernel8 make ARCH=arm64 CROSS_COMPILE=/opt/aarch64/bin/aarch64-linux-gnu-
※ ビルドコマンドが make の場合
とにかく例外なくこの呪文を使えと
たとえばKERNEL=kernel8 make menuconfig ARCH=arm64 CROSS_COMPILE=/opt/aarch64/bin/aarch64-linux-gnu-

使用したソース等
2021-05-07-raspios-buster-arm64-lite.img
linux-9299025206cb3f9b1146aa2c3c1de5df8fc92e9c
(linux-rpi-5.16.y.zip)
patch-5.16-rc3-rt7.patch.xz
binutils-2.37.tar.xz
gcc-8.4.0.tar.xz

ここまで来ればもう根性しかない(笑)という事で
パッチを当てたソースをコンパイルじゅうたん爆撃をした結果として

root@raspberrypi:~# uname -a
Linux raspberrypi 5.16.0-rc3-rt7-v8 #1 SMP PREEMPT Sat Dec 4 19:35:24 JST 2021 aarch64 GNU/Linux

「rt7」です。憧れ?のリアルタイムカーネルです。

root@raspberrypi:~# aplay -l
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: sndallodigione [snd_allo_digione], device 0: Allo DigiOne HiFi wm8804-spdif-0 [Allo DigiOne HiFi wm8804-spdif-0]
Subdevices: 1/1
Subdevice #0: subdevice #0

問題なくサウンドカードを認識しています。

音出し成功です。
肝心の音は疲れすぎで後日コメントします(笑)
とりあえずddコマンドでバックアップを取り
それを書き戻して動作が確認できたので一安心です。
ところが...
追記12/05 えふさんのコメントからプリエンプションのミスが発覚しました!
本来Fully Preemptible Kernel (Real-Time)を選択すべき部分でした。

RT


再度configしてコンパイルをやり直してSDカードに反映しました。
コンパイル終了後に残っている.configをエディターで開いて再度確認しました。

CONFIG_HAVE_PREEMPT_LAZY=y
CONFIG_PREEMPT_LAZY=y
# CONFIG_PREEMPT_NONE is not set
# CONFIG_PREEMPT_VOLUNTARY is not set
# CONFIG_PREEMPT is not set
CONFIG_PREEMPT_RT=y
CONFIG_PREEMPT_COUNT=y
CONFIG_PREEMPTION=y

大丈夫な様です^^;

— posted by くま at 03:57 pm   commentComment [8] 

緊急めも upmpdcli インストール

通常のMPD をインストール
# apt-get install mpd

※upmpdcli をインストール(raspbian buster対応版)
リポジトリ キーの登録する。
# apt install dirmngr
# gpg --keyserver pool.sks-keyservers.net --recv-key F8E3347256922A8AE767605B7808CE96D38B9201
# gpg --export '7808CE96D38B9201' | sudo apt-key add -

cat /etc/apt/sources.list.d/upmpdcli.list

buster(debian 10)用
deb http://www.lesbonscomptes.com/upmpdcli/downloads/raspbian/ buster main
deb-src http://www.lesbonscomptes.com/upmpdcli/downloads/raspbian/ buster main

# apt-get update
# apt-get install upmpdcli

— posted by くま at 11:35 am   commentComment [2] 

64bit rt-kernel への道...

NFD基板向けで rt-kernel が構築出来ないか?とイジっていました。
色々なサイトの情報を組み合わせて何とか?起動までは漕ぎ着けました。
もちろん問題は多々ありますが(笑)
$ uname -a
Linux raspberrypi 5.0.21-rt16-v8 #2 SMP Tue Nov 30 14:15:20 JST 2021 aarch64 GNU/Linux

# aplay -l
**** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト ****
カード 0: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 0: bcm2835 ALSA [bcm2835 ALSA]
サブデバイス: 7/7
サブデバイス #0: subdevice #0
サブデバイス #1: subdevice #1
サブデバイス #2: subdevice #2
サブデバイス #3: subdevice #3
サブデバイス #4: subdevice #4
サブデバイス #5: subdevice #5
サブデバイス #6: subdevice #6
カード 0: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 1: bcm2835 IEC958/HDMI [bcm2835 IEC958/HDMI]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 2: bcm2835 IEC958/HDMI1 [bcm2835 IEC958/HDMI1]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0

現状、NFD基板を認識しません。
config.txt でdtoverlay=allo-digioneとしているのですが??
rt-kernelでなくても十分良い音なのでその先の音が聴いて見たい一心での試みでした。

追記 12/01 良く分かっていないがarm64とaarch64はイコールでは無いのか?
rt-kernelを構築するのにクロスコンパイル環境を作るのだが理由はarm64環境で作業すると起動出来るkernelが作れない。
(RaspberryPi4の内部でコンパイルするのにクロスコンパイル環境を作らないだダメって?何かミスしているのかなぁ(笑))
だから何か作業する前には呪文が必要でたとえばこんな感じである。
KERNEL=kernel8 make bcm2711_defconfig ARCH=arm64 CROSS_COMPILE=/opt/aarch64/bin/aarch64-linux-gnu-
(make bcm2711_defconfig)
うっかりこの呪文を忘れて作業すると
このコマンドは作業PCのarchで実行されて落とし穴に落ちるかor冷酷なERRが帰ってくる。
参考URL Raspberry Pi Documentation
     64bit 版 Raspberry Pi OS のカーネルモジュールのビルド環境設定

追加 12/2
最初rt-kernelのパッチを当てる作業で組み合わせを探る部分が良く分からなかったので
たかじんさんのHPで紹介されている組み合わせで
やってみたのですが色々試していたら
そのバージョンはラズパイの3までしか対応いていない事が分かって...
しょうがなく(笑)たかじんさんの記事を熟読して
今回コンパイルした組み合わせを見つけてそれが
ラズパイ4に対応しているソースだと確認して再度挑戦しました。
自分の理解を超えた部分が多すぎで今出来ているカーネルが正しいのか?という部分が多々あります。
1番変だと思うのはラズパイ上にクロスコンパイル環境を作って
arm64ではなくaarch64 としてコンパイルしないと起動するカーネルが作れない所です(笑)
まぁ英語力があれば色々探して解決出来る問題だとは思います。
それと作ったカーネルではUSBデバイスが一切動作しません。
もともとのカーネルのconfigをいじらない方向で作業しているのに??です。
64bitノーマルカーネルでも結構な美音がするのですがその先が聴きたいですよね(笑)
現状で組み込まれたモジュールは
# lsmod | grep snd
snd_soc_wm8804_i2c 16384 0
snd_soc_wm8804 20480 1 snd_soc_wm8804_i2c
snd_soc_rpi_wm8804_soundcard 16384 0
snd_soc_bcm2835_i2s 20480 0
regmap_mmio 16384 1 snd_soc_bcm2835_i2s
snd_soc_core 221184 4 snd_soc_rpi_wm8804_soundcard,snd_soc_bcm2835_i2s,snd_soc_wm8804,vc4
snd_compress 20480 1 snd_soc_core
snd_bcm2835 28672 2
snd_pcm_dmaengine 16384 1 snd_soc_core
snd_pcm 131072 6 snd_soc_bcm2835_i2s,snd_soc_wm8804,vc4,snd_bcm2835,snd_soc_core,snd_pcm_dmaengine
snd_timer 40960 1 snd_pcm
snd 86016 9 snd_bcm2835,snd_timer,snd_compress,snd_soc_core,snd_pcm

— posted by くま at 02:10 pm  

lite版は軽いかも 音は重いかも(笑)

2021-05-07-raspios-buster-arm64-lite.zip

lite版はGUIのパッケージが入っていないモノらしい。
mpdは一度純正をインストールしてから入れ替えを行った。
もう...
ninjaとかいうコマンドは勘弁して欲しい。
何でmakeじゃダメなんだろう。

# mpd -V | grep Music
Music Player Daemon 0.23.4 (0.23.4)
# uname -a
Linux raspberrypi 5.10.63-v8+ #1459 SMP PREEMPT Wed Oct 6 16:42:49 BST 2021 aarch64 GNU/Linux

コンパイルを繰り返して作業をする場合はそれをSDカード内で行うのは余りに酷なので
USBメモリを追加、マウントしてそこにsourceをdownloadして進めるのが良いと思う。

— posted by くま at 12:19 pm  

RaspberryPi4 64bitで使う

# uname -a
Linux raspberrypi 5.10.63-v8+ #1459 SMP PREEMPT Wed Oct 6 16:42:49 BST 2021 aarch64 GNU/Linux
# getconf LONG_BIT
64
RaspberryPi4上に完全?な64bit環境を作ってI2S信号を出力させて音を聴いてみた。
簡単に言っているがかなりの労力が必要だった。
2020-05-27-raspios-buster-arm64をインストールして
出来る限りx86-64パッケージに入れ替え作業を行い
mpd upmpdcliをインストールして音出しするも何故か?
再生出来ないファイルが存在する事を発見してしまう(笑)
色々なテストと他PCとの比較してmpdのバグだと結論...
そこから安定版最新mpdソースからのコンパイルを始める(笑)
# mpd -V
Music Player Daemon 0.23.4 (0.23.4)
何とかコンパイル-インストールが成功する。
systemctlで自動起動させようとするとエラ-を吐く...

#cat /usr/local/lib/systemd/system/mpd.service
[Service]
Type=notify
#ExecStart=/usr/local/bin/mpd --systemd
ExecStart=/usr/local/bin/mpd --no-daemon /etc/mpd.conf

こんな感じに書き換えてたら良い感じになった。
今、再生しながらこの記事を書いている。
肝心の再生音であるが苦労し過ぎでプラシーボ全開なので後日に(笑)
一連の作業で RaspberryPi4 はコンパイル作業も確実にこなす力を持っていると感じました。
(最初はRaspberryPi3でイジっていたが遅すぎて途中から4へSDカードを差し替えて作業を行った)
2,3とは大違い(笑))

参考リンク
mpdコンパイル http://blog.livedoor.jp/sasayakimasuyo/archives/54392386.html
upmpdcliインストール https://www.lesbonscomptes.com/upmpdcli/pages/downloads.html
※ここに書いてある説明は不十分apt install だけではインストール出来ない。
key関連が古い為だと思う。
結果だけ...インストールしたのは upmpdcli_1.5.13-1~ppa1~buster_arm64.deb

追記 11/24 ddコマンドでSDカードのバックアップが取れたので
軽量化のため音源再生に関連の無いパッケージの削除を始める。

— posted by くま at 09:37 pm  

LL1572

予告していたルンダール製パルストランスLL1572をNFD基板に搭載した。
結論としてはHDMI(I2S)出力の音を超す事はできなかった(泣)
ラズパイ本体よりも高価なトランスなので...

LL1572



— posted by くま at 10:06 pm  

デジキーでAKM4493、4499等の扱いが生産中止に変わった

digikeyでのAKM4493、4499等の扱いが生産中止に変わった。
少し前までは「非保有在庫」という扱いだった。
ひつこい自分はほとんど毎日覗いていたのだが...残念。
在庫復活の日を待っていた(悲)
AK4137EQも「非保有在庫」だったが...
-------------------------------------------------------------------
0 在庫あり
一時的に供給数量が限られているため、現在、Digi-Keyは繰越注文をお受けすることができません。
-------------------------------------------------------------------
というふうに変わった。これだとまだ購入出来る可能性がありそうだ。
自分としてはお気楽kitのSRC4137基板をもう一枚組み立てて
弄り倒したいという欲望が抑えられない(笑)
まぁ非現実的だがデュカロンをクロックに組み込んで無敵仕様とか(笑)妄想が膨らむ。
そういえば
妻の職場で引っ越しのためレコードを処分する方がいて何枚かいただく事となった。
プレーヤーは何とかマイクロBL-91+SME3009+SPU-classicが動作可能だ。
しかしフォノイコライザーorプリアンプを置くスペースが無い。
色々考えてADC基板を使ってフォノ信号をデジタル変換後にPCでRIAAカーブフィルターをかけた後に
現状のデジタルセレクターに入れて再生しようかと思っている。
実はマランツ#7が押入れ深く眠っていたりするのだが...口惜しい。

— posted by くま at 11:44 pm   commentComment [2] 

Volumio と Symphonic-mpd プレーヤー

久しぶりにVolumioをdownloadしてRaspberryPi3へインストールして聴いて見た。
(NFD基板を装着してI2S出力をさせている。)
中高音が張り出して明るく聞きやすい音が出てくる。
しかし演奏者ボーカルの背後の空間が感じられない。
しばらく聴いて何だか物足りなくなりsmpd + RaspberrPi4 へ切り替えて聴く...
(こちらもNFD基板を装着してI2S出力をさせている。AoEフロント Arch Linux(APU2)、バックエンド smpdplayer β19)
ディスるつもりは無いが...音質差がかなり明確に分かる。
もちろん条件を揃えていないからこれが結論とは言えないのは当然の事ではあるが
自分が試した限りではSymphonic-mpdプレーヤーは使う環境を整える事により
現状最高と思える音質が得られるソフトの一つだと思う。
最近ソフトの更新も無く
作者様の降臨も無く
この素晴らしいソフトの行く末を勝手に心配している。

— posted by くま at 08:49 pm   commentComment [5] 

Fostex 16cmフルレンジユニット FE168SS-HP

FE168SS-HP


6N-FE168SSとの交換です。FOSTEX独特の突き抜ける音ではなくて出音がジェントルだ。
透明感(歪感の減少)と馬力の両立されている様に感じる。
破天荒でソースを選ぶ今までとは違う路線かも

HPFQ



— posted by くま at 11:59 am   commentComment [2] 

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