/ ES9038PRO VS AK4497EQ

ES9038PRO VS AK4497EQ

2つのチップを比べてDAC_ICとして洗練されているのは
明らかにES9038PROの方である。
これはPCM-DSD切り替え機能を備えている事でも明らかである。
それでは肝心の音質面ではどうだろうか?
物量投入で大電流を流す事が果たして音質向上に結びつくのだろうか?
      
最近になってDAC_ICに供給する電源基板のレギュレーション性能と
クリーン度が音質に直結していることに改めて気がついた(^_^;)
高性能なレギュレーターICもLT社、AD社等から販売されており
それらを使いこなす事により
目を見張るような音質を引き出す事が出来るように思う。
これらのレギュレーターICはそのクリーン度の維持ためか?
出力電流が少ないものが多い。
例としてはTPS7A4700(1A)だと電流対応可能だが、まだ足りない。
やっぱりLT3045等が良い(^_^)。
      
管理人が最近注目しているのがイノキー氏が設計した機器で使われている2段式電源回路である。
初期のイノキー氏の設計では三端子レギュレーター+オペアンプ誤差増幅型の電源であると思われる。
参考リンク1 http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=1021
参考リンク2 http://tangentsoft.net/elec/opamp-linreg.html
      
この2段型電源と組み合わせるDAC_ICとしてES9038PROは必要電流が大きすぎで不向きであるが
AK4497EQは相性的に良いのでは?とカタログを眺めてニンマリしている。
二段目のオペアンプの誤差増幅回路の電圧検出部分をSW素子の後にしてより綺麗な電圧を得るという発想は素晴らしいと思う。
がしかし、管理人の様な面倒くさがりは二段重ねにしただけでも満足してしまうのであった(^_^;)

— posted by くま at 11:23 pm   commentComment [4] 

この記事に対するコメント・トラックバック [4件]

Up1. AYOR — 2017/12/17@23:35:46

こんにちは。
いろいろ考えられておられますね。
ところで、普段の試聴、あるいは比較試聴には、どのようなシステムやソースを使われておられますか? 

2. 管理人 くま — 2017/12/18@11:23:14

こんにちは、管理人くまです。
普段使っている機器は恥ずかて詳しく書けませんが(^_^;)
16cmmフルレンジにEL34プッシュプルアンプです。
テストソースは特に高音質なモノは選んでいません。
何回も聴いいて確かめるので何回聴いても飽きないソースで(^_^;)
最近は上原ひろみのSPARKがお気に入りです。
必ず再生してみるのはPat Coil - Stepsとかですね。
普段は女性ボーカルが好きなので邦楽の古いもの
矢野顕子、尾崎亜美、EPO、上田知華、谷山浩子、辛島美登里とかかな(^_^;)

3. AYOR — 2017/12/18@18:42:24

 拘りがあるシステムですね。自分も、上原ひろみのアルバムは数枚持っています。真空管アンプは常用ではないですが、EL34は私も好きです。

 好まれるジャンル、リファレンスとして聞かれている曲によって、音色に対する嗜好性が変わってくるように感じます。

 ソースは、CDですか、それともダウンロード音源あるいはリッピングしたものをPCから再生されていますか?

4. 管理人 くま — 2017/12/19@09:27:00

CD 44.1KHzのソースはすべてリッピングしています。
minimserverを使ってネッワーク配信させています。
プレーヤーは
lightmpd/upnpgw のカスケード接続で受けて
お気楽kit SRC4137+DAC4497-2を通して聴いています。
DSDソースはe-onkyoから購入したものがほとんどです。
この程度でも自分にとってはかなり満足な音が聴けます。

パワーアンプは常用真空管をEL34と決めていて
ステレオ構成のものとモノラル構成のものがあり
普段はステレオ構成のアンプを使っています。

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