ただし、/boot/firmware/config.txt ファイルで usb_max_current_enable=1 を設定すると、
これがオーバーライドされ、より低いワット数の電源で USB ブートが有効になります。
config.txt にこのステートメントを指定せずに 3A 電源を使用してブートすると、
ブートローダーの HDMI 診断画面に警告メッセージが表示され、
ブートローダーは次のブート モードにスキップします。という説明が公式サイトにあった。
実際に秋月で購入したスイッチングアダプター5V/6.2Aを接続して見たが
この設定無しではデスクトップ環境有りでは起動不可であった。
今回のRaspberryPi5で一番悲しい変更点はGPIOの電源ピンからの電源供給では
起動が出来なくなった事だ。何か回避策は無いものか?!
自分の環境だけなのか??情報があれば教えてください。
参考URL
Raspberry Pi 5
Raspberry Pi 5は5V/5A対応電源アダプター以外でも使用可能なのか?純正電源と非純正電源で高負荷時の安定性を比較してみた
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1. Pass — 2024/02/24@10:38:11
ココを見るとRaspberry Pi 4は「5V/3A DC 電源、USB-C コネクタから供給、GPIO ヘッダから供給」となっていますが、Raspberry Pi 5は「5V/5A DC 電源、USB-C から供給、Power Delivery サポート」となっています。
GPIOのピンヘッダ―では許容電流が5A確保できないからだと思います。ソフト的に無視して起動させてもケーブルやピンヘッダが焼けてしまいます。
5A流してもほとんど電圧降下しない電源回路は作れますが、5V/5A対応でネゴシエーションだけをやらせられそうなICは見つかりませんでした。
コレも同じような理由で、ネゴシエーションを無視して電源だけ供給しても、ケーブルが3Aにしか対応しない場合焼けてしまい安全性が担保出来ません(USB-PD対応ケーブルはケーブルでもネゴシエーションするようです)。
DC-ARROWの様に簡単に作成する事はできなさそうです。
くま 2024/02/24@23:45:53
書き込みありがとうございます。
USB-C以外の部分からたとえばGPIOピンから電源を供給しても
まったく反応しないのでUSB-Cコネクタ付近にあるICでネゴシエーションしていると思います。
おそらく前モデルPi4でGPIOピンからの供給ミス等で発煙発火等の事例があったのだろうと想像します。
そして5Aを安全に接続するためにUSB-CコネクタまたはPOEでの供給のみでしか起動しない様になっているのでしょう。
5V/3AがUSB PDの国内規格なのでどうしても5Aを供給したいなら
ラズパイ5公式電源アダプターを海外から購入するしか無い様に思います。
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