それを出力12Vのスイッチング電源へ入力して使用する。
元ネタはmoctさんである。そして薦められるがままに
自分はかなり前から1ユニット制作して使っていた。
接続した負荷からは何時もパワー溢れる鋭い立ち上がりの音が出てくるのが不思議だった(笑)
熊電源が現時点で行ける所まで行ったので
比較のため再度スイッチング電源を使ったモノを再度作って見たという...
ただしこの電源の組み立ては色々危ない。
1.直列接続使用が可能なスイッチング電源であること。
※可能では無い機種でも外付けダイオードを追加する事で可能な場合もある。
参考リンク:パワーサプライは直列運転できますか?
2.入力はACだけでなくDC入力が可能な事。
家庭用AC100Vをダイオード全波整流するとダイオードのロスを考えなければ
100x√2 = 1.414 なので約DC141Vを直流入力可能なスイッチング電源入れてやれば良い。
この2つは確実にクリアーしているか?
使用するスイッチング電源の仕様を確認しなければならない。
余談...
こんな面倒で危険な事をしなくても
12V出力のスイッチング電源を1個で同じ電圧は得られる^^;
その方がコストはかからないしシンプルだ。
この方式は何が優れているのか?と思う方々は大多数だと思う(笑)
奇妙奇天烈だと!オカルトだと...
まぁ自分も最初そう思っていたのだが通常のリニア電源基板(熊電源)と比較試聴するうちに
この方式には何かある!と感じてここまで来てしまった(笑)
まぁレギュレーションはとにかく凄いと思う。SW電源は帰還回路の権化だ。
しかしその帰還回路はAudioシステムの音を悪くするという説は根強い。
今回のこのスイッチング電源ユニットの48Vx3の部分で作られる144Vは
家庭用交流のAC-50Hzそのまま整流して電解コンデンサーで平滑した電気と何が違う?
この部分がこの電源の音を決めている様に思う。
何時も自分が拘っている瞬間供給能力についてはどうだろうか?
通常の電源はAC電源トランスの後に全波整流はダイオードをブリッジ回路に入力
これを大型電解コンデンサーに入れて平滑化後
3端子レギュレーター等に入れて使用したい電圧に変えて負荷へ接続します。
熊電源はトランス〜整流ダイオード〜電解コンデンサーの部分の代わりに
PC用のスイッチングアダプターを使用する事でレギュレーションの改善を狙っているつもりです(笑)
その後の回路は無帰還のオーソドックスなリニア電源回路の組み合わせです。
このリニア電源回路部分は12Vへの変換とスイッチングアダプターから出るスイッチングノイズの
吸収のために組んであります。
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