/ 雑記帳

デジタルチャンデバによるマルチアンプシステム(1)

部品も揃ってないのに音を聴いて見たくて仮組みで音を出した。
簡単に構成を書くと

高音域:DAC4490-5 モノ300Bシングルアンプ X2
低音域:DAC4497 ステレオEL34

結果として気に入った!!これでまとめて行くと決意出来る音が出る。

chd-HDMI



— posted by くま at 09:41 pm  

WE91Btype AMP

メンテのためにラックから出したのでついでに一枚撮って見る。
自分はDACの人でデビュー(笑)したのだがバリバリの真空管使いである。

各国から300Bなる真空管が製造販売されているがロシア製が良いと思う。
現状のソブテック製は本家よりも電流が流れて明るい音がする。
回路はウェスタン91B型とほぼ同じにしてある。
出力トランスからフィードバック回路も同じにしてあり
そのためゲインが通常アンプよりも低めになっている。
5極管で3極管をドライブするのは歪を考えると乱暴な回路だと思うが
その歪というか音の荒れがいい味を出す様に個人的には思う。
その塩梅を調整するためのフィードバックでもある。
パワーアンプではゲインを稼がないのが良いと思っているのでこれで良い(笑)
フィラメント点火回路はキャンタイプLM317を使った定電圧回路にしてある。
以前は定電流回路にしていたのだが
各国製の300Bフィラメント直流抵抗が本家の規格どうりに作られていないため
差し替えが自由に出来ず諦めて定電圧回路にした経緯がある。
定電流回路の方が音の張りがあって気に入っていたので残念である。
追記...念の為
私は「何でもウエスタン」の信者ではないので
特にウエスタン製の部品には拘っていません。
WE300Bも特性の良い三極管の一つだと思っています。
(単なる電子部品の一つなのに妙に高価ではありますが)

300Bamp



— posted by くま at 12:14 am   commentComment [1] 

SPDIFに変換して外部DACに接続してみる

おお、素晴しい。透明感のある音がする。
やはり基板に搭載されているDAC機能部分はテスト用と考えるしか無い様だ(^_^;)
折角I2Sで出ている出力をSPDIFに変換するのは勿体ない話なので
現在、HDMIケーブルを使った差動出力伝送の用意をしている。
送信側、受信側にそれぞれ専用基板が必要なので準備に時間がかかる。

20180510002304




— posted by くま at 12:28 am  

新しいモノ古いモノ

アンプの使用素子が半導体でも真空管でも
良い音が出てスピーカーが安全ならばどちらでも良い。
ランニングコストは半導体の方が圧倒的に優れているが
真空管アンプはその回路がシンプルだからトランスが断線しない限り
修理しながら長く使える。
残念ながら真空管アンプは現代の主流である重いコーン紙の付いたスピーカーを鳴らせないが
アキュフェーズFETアンプはそんな重さを苦にもせず軽々とドライブして見せる。

真空管アンプ好きな人はALTECのユニットをとにかく褒めるが
それは真空管アンプの低いダンピングファクターでも
ドライブが出来る軽いコーン紙を使っているのが理由だと思う。
「最高のアンプ」というフレーズをよく見聞きするがそんなアンプは存在しないと個人的には思う。
自分のリスニングルームに何百万もするアンプを借りてきて自分所有のアンプと比較して
勝った勝ったと自慢する方を見かけるがそれはアンプの性能の問題では無くて
スピーカーユニットとの相性の問題でアンプの絶対性能の問題では無いと思う。

音楽ソフトに関してはどうだろう?
アナログレコードが最高なのか?
デジタル音源はアナログレコードに劣っているんだろうか?
かつてデジタルとアナログの音質比較を厳密に行われた事はあるのだろうか。

歳を重ねると新しい荒野には踏み出せなくなっていく
子供は現状を破壊して成長するが老いた大人は現状を守ろうとする。
知らず知らずに「株を守る」状態になっていないかと考える。

— posted by くま at 10:38 am   commentComment [1] 

チャンネルデバイダー操作パネルデザイン

デジタル入出力のチャンネルデバイダーは
一部のマニア方々がベリンガー製チャンネルデバイダーを
デジタル出力を可能に改造して使用していたぐらいで
過去に販売例はほとんど無い様に思う。
(業者でも改造販売を行っている様で改造品は非常に高価である。)
ベリンガー製チャンデバの改造内容は
内部で信号処理をしているDAC-ICの足からI2S信号を取り出して
SPDIF同軸信号変換基板を介して信号を出力するものだ。
入力は元々付いているデジタル入力端子を使う。

今回お気楽kitでリリースされたデジタル入出力チャンネルデバイダー基板は
ダイレクトでI2S信号の入出力が可能な点が画期的だ。
この音の良さは残念ながら作って聴いて比較した方でなければ
ピンと来ないと思う。テキストの説明限界だ(笑)

この基板はお金をかけてケーシングするに値するものだと確信している。
ケースデザインを考え中だ。

5142



— posted by くま at 03:42 pm   commentComment [2] 

旭化成AK4490EQ DAC_ICから音を出すのに必要な電源と周辺回路(1)

復習の意味でちょっと書いてみると
サンプル例:旭化成AK4490EQ
      
1.DAC_IC内部で
デジタル信号回路 3.3V
アナログ信号回路 3.3V
      
アナログ出力回路 5.0V
      
2.外部付加回路(出力信号後処理)
ライン出力(シングル)にするための電源 ±15V
      
注意事項として
(1)DAC_ICからの出力は差動出力となっている事
(2)DAC_ICからの出力にはノイズ(高周波成分)が残っているので
除去しなければならない。
      
2回路個入りオペアンプをLRの信号処理に使うとすれば
最低限1個で出来る。
ただしDAC_ICからの出力は差動出力は
アナログ出力回路電圧の約半分の2.5Vのオフセット電圧を
含んでいる事に注意が必要。
通常はプラスマイナス電源のオペアンプを使用する。
      
旭化成のアプリケーションノートではそのオフセットを
100μFのカップリングコンデンサーを入れる事で
カットするように書かれている。

— posted by くま at 12:37 pm  

オーディオ鑑賞会

今日はオーディオ鑑賞会に参加して来た。
何を書いても言い訳になるのだが
会場にLAN関連のインフラが全く無く
ネットワークオーディオには完全なアウェイ状態(^_^;)
事前にそれは分かっていたので
PCプレーヤーにAP(アクセスポイント)サーバーまで背負わせたが
AP経由リモコン操作で音出しでは非力なワンボードPCには酷であった。

会場に集まった方々にPCオーディオなんてこんなもんかぁなんて...
自分がPCオーディオの評価を落とすような事があれば
すばらしい音を出している先輩方に申し訳ない限りだ。
DACがどうのこうのの前PCプレーヤー環境を整えられない自分の情けなさ...

やはりまともな音楽サーバーを立てて
再生してやらないと究極のアナログに対して比較する対象にもならない。
あれも出来るこれも出来るってのは...考えが甘かった反省!

2


人がいないのは昼休み風景だからです(^_^;)60名の参加があったそうです。

1



— posted by くま at 10:20 pm  

PCM-DSD 切り替え実験(1)(2)

SN74CBTLV3257DBQRを使って切り替え回路を試作するつもりです。

切り替えSWにはDDCのDSD-ON信号を使います。
過去の経験からタイミング調整回路を含んだ出力ショート型のノイズ防止回路が必要になると思います。
ebayに使えそうな基板があったので入手しました。基板そのままのロジックICでは使えないのですが...
SN74CBTLV3257DBQRへ張り替えれば1入力2出力切り替え用途の使える様になります。
海外(デジキー)からしか調達出来ない様で材料が揃ったらこの記事も加筆していきます。
追記:2018/4/27
基板のICを交換1入力を2出力選択に改造してPCM-DSD切り替え可能とすると共に
切り替えコントロールをトグルSWへ接続した。
我が家の環境?ではそのまま素直に接続するとPCMの時のLRは正常だがDSD再生時はLRがテレコになる。
故にDSDコネクタの接続でDATA1,LRCKを交換して接続する。

DSD-PCM


74CBTLV3257 を使って手動ではありますが切り替え回路を追加しました。

SW-PCM-DSD-1


追記:その後配線を整理

sw2



— posted by くま at 08:19 pm  

AK4495DAC+お気楽kitデジタルチャンネルデバイダー

20180428152452


某やなさんAK4495EQ DAC+お気楽kitデジタルチャンネルデバイダーで
2WAYのマルチチャンネル方式?を試してみました。良いかも...(^_^;)
明日にでも大音量で評価してみます。
追記:
今朝、大音量で試聴してみました。最初に気がついたのはボリームを上げなくても
満足できるクオリティーが出てくる事!
それとビル・エバンスでも演奏中に小声で歌っていることに気がついた事(笑)
このデバイダーにはタイムアライメント調整機能が無いのでその部分で焦点が合っていないという部分が気になる。
今後の勉強課題という事で!
追記:
SANSUI製のトランスST-28をDACの差動-シングル変換及びローパスフィルターで使用しているが
DAC出力には約2.5Vのオフセットが乗っている事を忘れてはイケナイ(笑)
トランスの一次側にはセンタータップが無いので10KΩを二本繋いでセンターを作って
DAC基板のGNDへ接続している。そのまま接続すると2.5V高いGNDと0VのGNDが繋がる事になるので
DAC出力に直列に無極性コンデンサー100μFを入れる。
まあ、だれも信じてくれない回路だけどすんごい音がする(笑)

— posted by くま at 12:28 am  

Archlinux mpd-0.20.18 install

Archlinuxは何時も最新で危険なディストリだ。
現状でアップデートするとMOZCが機能しなくなる。
QT関連パッケージには地雷があるようだ。
今はアップデートしてはいけない時期らしい。
仕方がなくバックアップでイメージをレストアしたら今度は起動しない(笑)
その原因追求に一週間?ぐらいを浪費した。
pacmanで最新のmpdをインストールするとmpdが起動しない。笑うしか無い。
それでも、それでも音が良いから?粘って動作させる。

それでmpd-0.20.18をソースインストールして弄ってみたが
このエラーが出て起動不能だった...
exception: Failed to bind to '[::]:6600'
exception: nested: Failed to bind socket: Address already in use

足りないライブラリーとかも有ったかも知れない。
(alsa関連とtag関連のパッケージで)
一応このコンフィグで動作させる事が出来た。
./configure --disable-ipv6 --with-systemdsystemunitdir=/usr/lib/systemd/system

起動もsystemctlから真っ当に出来る(笑)
$ cat /usr/lib/systemd/system/mpd.service
[Unit]
Description=Music Player Daemon
Documentation=man:mpd(1) man:mpd.conf(5)
After=network.target sound.target
      
[Service]
Type=notify
#ExecStart=/usr/local/bin/mpd --no-daemon
ExecStart=/usr/local/bin/mpd --no-daemon /etc/mpd.conf
      
# allow MPD to use real-time priority 50
LimitRTPRIO=50
LimitRTTIME=infinity
      
# disallow writing to /usr, /bin, /sbin, ...
ProtectSystem=yes
      
# more paranoid security settings
NoNewPrivileges=yes
ProtectKernelTunables=yes
ProtectControlGroups=yes
ProtectKernelModules=yes
# AF_NETLINK is required by libsmbclient, or it will exit() .. *sigh*
RestrictAddressFamilies=AF_INET AF_INET6 AF_UNIX AF_NETLINK
RestrictNamespaces=yes
      
[Install]
WantedBy=multi-user.target
Also=mpd.socket

参考リンク:https://www.reddit.com/r/linuxquestions/comments/348c0l/mpd_autostart_with_systemd/

追記:今朝もう一度起動したら動かない(笑)原因は/var/run/mpd/mpd.pidが作成されない事。
もう面倒なので

#!/bin/bash
rm /var/run/mpd/mpd.pid
echo "" > /var/run/mpd/mpd.pid
chmod 777 /var/run/mpd/mpd.pid

psn=`ps aux | grep mpd | grep bin | awk '{print $2}'`
kill $psn
echo "--------------------------------"
ps aux | grep mpd | grep bin
echo "--------------------------------"
echo ""
#/usr/local/bin/mpd /etc/mpd.conf
systemctl restart mpd
systemctl status mpd
echo "--------------------------------"
ps aux | grep mpd | grep bin
echo "--------------------------------"



— posted by at 12:30 am  

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